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yamada-isak's thinking

できるだけ自分自身できちんと考えたことを書きたい。できるだけ、ね。京都から日本を、世界を考えます。

3D printable gun:ファイルへのリンクが削除されています。

昨日の記事で論評した3Dプリンタで出力する部品で造る拳銃の部品データのダウンロードリンクが、日本時間の2013年5月10日未明(おそらく午前2時ころ)削除された模様です。現在、ダウンロードできない(というか、リンクそのものが削除されている)状態です。

DEFDISTが運営するDEFCADサイトダウンロードページには以下のようにあります。

Download:
This file has been removed from public access at the request of the US Department of Defense Trade Controls. Until further notice, the United States government claims control of the information.

国防総省貿易管理部の要請において、このファイルへの公開アクセスは削除された。追って通知があるまで合衆国政府はこの情報の統制を要求している。」

つまり、国内治安を担当する国家安全保障局やFBIからではなく、また一般貿易を管轄する通商代表部でもなく、国防総省の武器輸出入管理部局から要請があったわけです。

DEFDIST代表のWilsomさんは以下のようにtweetしています。

is going dark at the request of the SOS Department of Defense Trade Controls. Some shapes are more dangerous than others.

f:id:yamada-isak:20130510170340j:plain

「他でもない、何やら、禍々しい臭いがする」という感じでしょうか?

この政府からの削除要請が、どのような理由から発令されたのかは、判りません。この経緯についてはHuffintonPost.com今朝の記事で上記と同じ箇所などを引用して報じていますが、削除の理由については触れていません。

上記のダウンロードページの下部にある投稿欄には、ある投稿者が「この銃の銃身(barrel)はライフル条が彫られていないため、法令に適合していない」と言う意味のことを書いていますが、どうでしょう?国内流通とは関係のない貿易管理部局(それも国防総省)からの通達という面から見て、外交ルートで国防総省に国外からコンタクトがあったものと見て、間違いないのではないでしょうか?

昨日の記事でも触れたように、このファイルには中国語の組み立て説明書と、中国語表記の(おそらく中国製または中国でポピュラーと思われる)自動拳銃の内部構造イラストが添えられていました。

もしかすると、中国政府の治安部局または人民軍が、国内の反体制勢力にこの銃の部品製造データが渡ることを懸念して削除を要請したのかもしれません。

これを受けて、我が国の通商、防衛、治安当局は、どのように動くのでしょうか?または動かないのでしょうか?昨日ダウンロードしたZIPファイルはまだ、ここに置いてあります。私にも捜査や圧力の手が伸びてくるのでしょうか?

しばらく、そのまま様子を見たいと思います。